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深海魚の消化器官

浅海や陸上のようにあ栄養源溢れる食べ物が豊富にない深海では、深海魚は独自のエネルギー貯蓄機能を備えなければなりません。

 

深海魚の口と歯の特徴

遊泳性深海魚の中でも魚食性のものは、体のサイズに対して大きな口・歯を備えていることが多いです。

 

チョウチンアンコウは有名ですが、他には大きな顎と多数の小さな歯が生え並ぶフクロウナギなどがいます。

 

魚食性の深海魚は非常に歯が発達しており、サメのように鋭い牙状になっていたり、歯の形状が折れ曲がり、獲物を逃さないようになっていたりなど中々恐いです。

 

特殊な食道や胃

オニボウズギスのように、自分より大きな獲物を丸飲みにできるように食道や胃の拡張機能があるものもいます。

 

オニボウズギスはお腹パンパンというか、めっちゃ膨らんだ状態で発見されることが多いみたいですね。

 

また面白いのは腸が色素沈着によって真っ黒になっているもの。これは発光生物を捕食した時に、その光によって天敵に見つかるのを防ぐためだといわれています。

 

高度に発達した深海魚のエネルギー貯蓄機能

深海ではなかなか食べ物にありつけないので、深海魚は高度なエネルギー貯蔵機能を持っています。その機能の要となるのが肝臓であり、ここに脂質を貯め込むなどしてエネルギーを貯蔵しています。

 

ヨロイダラなんかは肝臓に脂質やグリコーゲンを豊富に含んでいるため、半年間絶食しても生きていられるといわれています。

 

肝臓に海水よりも比重が小さい脂質を貯め込むというのは、同時に浮力の確保ができることを意味しています。

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