シャチの種類
シャチの種類を紹介しています。一口にシャチといってもシャチは世界中広い地域に分布しており、いくつかの種類に分類することができます。学術的に以下のように分類されています。まあ人間でいう白人・黒人・黄色人種みたいな違いですね。
タイプA
一般的にイメージされるシャチです。クロミンククジラなどを主食としており、流氷の少ない沖合に生息します。
タイプB
タイプAよりもやや小型のシャチです。ペンギンやアザラシなどの海生哺乳類を主食としており、流氷のある沿岸近くに生息しています。
タイプC
最も小型のタイプのシャチです。シャチの最大の特徴ともいえるアイパッチも小さいです。食性はタラを中心とした魚食性であり、生息地は流氷のある沿岸近くに生息しています。
タイプD
2004年以降新たに追加された分類です。通常よりも小さい目、短い背びれ、丸い頭部など全体的なフォルムはゴンドウクジラに似ています。魚食性で、南緯40~60度の間の亜南極海域を生息域としています。ただの突然変異だと思われていましたが、最近になって新種であることが明らかになったのです。
なおタイプBやCはシャチに分類すべきではないのではないかと考える学者さんもいます。