最強海獣シャチと最強魚ホホジロザメの比較

怖い魚の代名詞であるホホジロザメ、海のギャングという異名を持つシャチ。今回はこの二種類の生物を比較します。

 

 

イメージならホホジロザメが強そう

まず、ホホジロザメとシャチの印象から。ホホジロザメは見た目が怖く、恐怖映画の題材にもなります。血のにおいを素早く嗅ぎ付けぐんぐん忍び寄ってきます。対してシャチが悪役になることはありません。むしろ水族館でショーをしているイメージです。

 

戦えばシャチの圧勝

イメージとは裏腹にホホジロザメとシャチが戦えば確実にシャチが勝ちます。これは単純にシャチの方が圧倒的に強いからです。まず大きさはシャチの方が一回り大きいです。つぎに、攻撃力はどちらも強いあごを持っています。

 

しかし、防御力とスピードで大きな差が出てきます。まず防御力について。シャチは哺乳類なのでがっしりした骨を持っています。対してサメは軟骨魚類、顎を除けば軟骨で、しかも内臓を守る骨がありません。突撃されたら一発でやられます。そして、スピードはシャチの方が2倍ほど速いです。

 

シャチは危険生物です

シャチはホホジロザメより強く、ホホジロザメよりも危険です。そもそも、シャチは狡猾な性格をしているので、周到に群れで獲物を襲います。そして、サメに負けないほど獰猛に獲物を死に至らしめます。アザラシはもちろん、クジラやイルカだって群れで捕食してしまうのです。

 

水族館などで人間になつき愛くるしいイメージがあるかもしれませんが、あれはあくまで調教された個体です。シャチが人間を捕食するといった報告は今のところないようですが、野生のシャチに安易に近づくなどというのは非常に危険なことです。

 

 

このように、シャチは獲物と分かればどんな相手でも襲います。一言で言えば天敵のいない動物です。ちなみにシャチが人間を食べないのはえさとみなしていないからです。

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