深海に棲むサメの種類

サメのイメージや生息情報を見ると、海の中をすいすい泳いでいるイメージがあります。さらに、一部のサメは深海で暮らしています。

 

 

サメは深海でも生きている

サメは生息範囲が広く、程よい温度である亜寒帯から亜熱帯までの海ではまず見かけます。日本も例外ではなく、サメが水揚げされると食肉や加工品の他、フカヒレにも利用されます。それどころか、サメの種類によっては汽水域や淡水域(つまり川や湖)だけでなく深海で発見されるものもいるようです。

 

深海ザメは、暗い海の中で深海魚や魚の死体を食べて暮らしています。また、エサを見つけるために目が発達しており、光の識別に長けています。そして、深海生物はなぜか奇妙な見た目をしているものです。

 

長すぎる角を持つノコギリザメ

ノコギリザメは体の4分の1ほどが吻になっている奇妙なサメです。この長い吻で獲物を傷つけて獲物をとります。カジキのような鋭さを持っているのですが吻からは一本のひげが生えており、砂中の獲物を探知します

 

えらがユニークなラブカ

 

活きた化石と呼ばれるラブカ、サメにしては色が淡白でウナギのように細長い体をしています。ラブカの最大の特徴はフリルのようにボリュームのあるえら。別名フリルシャークと呼ばれています。謎に包まれているせいか、縁起の悪い生物として知られています。

 

 

深海のサメは私たちが普段見ているものとは大きく違いますが、分類上は立派なサメ。人を襲わない代わりに、海中ケーブルをかじってしまうことがあるようです。

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