サメは淡水に適応できるか

普段は海に住んでいるサメですが、その一部は淡水域でも適応できるので川や湖でも見かけることがあります。時にはゴルフ場でも見かけるようです。

 

 

その正体はオオメジロザメ

 

オオメジロザメは中大型のサメで3メートル前後の大きさがあります。ホホジロザメよりも太めですが、同じくらいの危険度があります。まずオオメジロザメは何でも食べます。エサと思えばそれに積極的に襲い掛かるので水族館での飼育も簡単ではありません。もちろん顎も鋭く三角形の歯がずらりと並んでいます。
ちなみにオオメジロザメは英語でブルシャーク(ウシザメ)というのですがブルーシャーク(アオザメ)もいるのでちょっと紛らわしいです。

 

こんなところにもオオメジロザメ

 

オオメジロザメが他のサメより危険なのは淡水への適応力です。つまり、きっかけさえあれば川や湖に上ってきます。「どうやって湖に?」と思いますが、洪水の勢いでそのまま入ってくるようです。他にはゴルフ場の池にも住み着いています。ゴルフ場のサメはキケンの対象でありながら観光資源となっているようです。
川でオオメジロザメを見かけることは決して珍しくなく、ミシシッピ川、アマゾン川などおメジャーな川を泳いでいます。日本では沖縄の川でサメが釣り上げられました。

 

 

 

このように、オオメジロザメは私たちの身近に表れます。蒸留でも発見されることから流れの強いところ、浅いところも泳げそうです。ただ、川から大ジャンプすることは無いので十分離れれば見物は可能です

 

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