深海の謎

まだ人類が1%くらいしか把握していない深海についてわかっている情報をまとめています。

深海の謎記事一覧

深海と言うのは資源の生産がほとんど行われないのに、普通に生物が存在出来ている不思議な環境です。その環境を支えるのは一体何なのでしょうか。深海の物質生産深海での物質生産というのは、浅海での物質生産にかなり依存しています。それというのも深海の生態系の根底をささえる被捕食者の栄養源が、浅海から降り注ぐ、マリンスノーや巨大生物の遺骸だからです。こういったものを食べる生物を、今度は深海の巨大生物が捕食し、生...

深海と私たちの住む世界とではまるで環境が違います。彼らは私たちにとってとても活動不可能な場所でどのように生命活動を続けているのでしょうか。深海と陸地の生態系の違い深海の世界というのは私たち人間や他の陸地や浅海の生物にとって、とてつもなく過酷な環境になっています。すさまじい気圧に、一桁の水温、エネルギー源の乏しさなど、普通の生物にはとても生きてはいけません。陸地の生態系の根底を支えるのは植物ですが、...

深海のことはまだ1%くらいしかわかっていないといいます。謎が多い深海の特徴や、構造について解説しています。深海ってどんなところ?深海と言うのは一般的には深度200m以深の海中のことを指しています。ただあまり厳密に定義されているわけではないみたいですね。海の平均深度というのは3729mであり、これは海のほとんどが深海に属することを意味しています。今人間が調査できる深海の範囲もごく数%ですから、人間は...

深海といえば人間の眼では数m先も視認できないほど暗黒の世界が広がっています。そんな世界でどうやって深海魚達は行動しているのでしょうか。深海って太陽の光が届くの?深海と言うのは基本光が届かない暗黒の世界なのですが、上部漸深層くらいまではかろうじて太陽の光は届きます。全くの暗闇だと生物の眼は退化していきますが、深海生物はこうした光をとらえることができるように最適化されています。眼がめっちゃ大きいのとか...

深海の生態系は浅海の資源に大きく依存していることは前回お話しましたが、実はそうでない独立した生態系が存在することがわかっています。独立した生態系とは?これまでの一般論を覆す存在が明らかになったのは1970年代以降進められた深海探査です。その存在というのは海底の海底火山や海嶺近くに生息する古菌類のことです。これらの生物は海嶺や海底火山の周囲に存在する熱水噴出孔より噴き上がる熱水の中に含まれる硫化水素...

深海の海層と、浅海のそれとは違った特徴があります。深海の海層は「深海層」と呼ばれていて、また表層とは違った化学的・物理的特徴をもっています。深海層の海流速度は秒速数センチ?海洋の移動は表層のように風によって行われることはありませんが、熱塩循環によるかなりゆっくりとした海流は存在します。移動速度は本当に遅く秒速数センチといわれています。表層と比べたらほぼ静止状態ですね。この深海の海水の流れは深層流と...

深海といえば超水圧!いったいどれくらいの水圧が深海にはかかっているのでしょうか。深海の水温は?深海の水温というのは下部にいくほど、ゆるやかに低下していきますが、上部漸深層にて急激に温度が低くなります。深度3000mくらいからは温度変化がほぼなくなり1.5℃くらいに落ち着きます低緯度海域においては水深200〜1000m付近に「温度躍層」といわれる水温が急激に変動する現象が存在します。これとおなじよう...

各国の深海探査が活発になり始めたのは1970年代頃からです。深海における生物を探索するという目的もありますが、一番の目的としては水産資源や鉱物資源の発掘です。■メタンハイドレード■熱水鉱床■コバルトクラフト■マンガン団旗といった資源が次々と発見されています。資源不足が深刻になる世界情勢ですから新たな資源の発掘にはどこも熱心になっています。探査船一覧探査船は設計者によって探査深度や強度、探査可能時間...

深海生物の研究となると、水産学に関する研究をしているところに入るのがベストでしょうね。ここでは深海生物の研究をしている大学を紹介しています。深海生物を紹介している大学水産学に関する研究をしている大学は腐るほどありますが、その中で深海生物をしている大学といえば長崎大学とか東海大学でしょうか。長崎大では「高二酸化炭素環境が深海生物に与える生理学的影響の解明」という研究データーベースがありました。参考U...

深海生物の研究のために人類がたどってきた歴史を簡単に紹介しています。1800年代 昔は深海無生物説があったそもそも深海生物というのはその存在そのものが疑わしく思われていました。あまりにも過酷な環境なので調査自体が難しく、観察や研究ができなかったからです。そのうちイギリスの研究者の中には深海に生物は存在しないとする「深海無生物説」を提唱する人も現れました。最もこの説というのは海底ケーブルを用いた調査...

未知なる深海生物の飼育方法って凄い気になりますよね。水族館でも深海魚は普通に展示されていたりしますが、何か特殊な方法をとっているのでしょうか。深海魚の飼育の上で無視できない水圧のこと深海魚の飼育は非常に難易度が高く、水族館ですらまともに飼育を続けられるのはごく一握りです。多くは引き揚げた時の水圧により弱って亡くなってしまいます。水族館で飼われているようなのは比較的浅い場所に住んでいる深海魚ですね。...