シャチにより起こった事故例
シャチにより起こった事故例やその危険性について解説しています。
シャチは危険生物!?
水族館でのショーや飼育員さんと無邪気にふれ合う姿を普段から目にしていると、つい忘れがちになりますが、シャチっていうのは巨大な体と強靱な顎、牙を持っている自然界で頂点に立つ最強の肉食動物です。
自然界においてはクジラやアザラシなどの哺乳類を捕食していることを忘れてはいけません。
シャチが人間を捕食したという例は報告されていませんが、じゃれて噛みついて大怪我をさせたとか、飼育員を海中に引き釣り込み溺死させたなんて事故例は過去起こっています。
いくらかわいく見えても所詮は全く別種の生物であり、真の意味での共存はできないのです。触れあう際は細心の注意を払わなければいけません。
シャチによる過去の事故例(WEB情報調べ)
- 鴨川シーワールドで調教しの女性が水中深くに引きずり込まれ、内臓破裂。すぐに近くの病院に運ばれ幸いにも命を取りとめる。
- 1991年にカナダのシーランド・オブ・ザ・パシフィックで3等のシャチが調教師を溺死させてしまった。
- 1999年にシーランド〜で事故を起こしたティクリムにより、閉園後に忍び込んだ男性が溺死させられてしまう。
- 2004年にテキサスにおいてシャチが突然凶暴化し、調教師を襲った。なんとか沈めて無事で済んだとのこと。
なおこういった事故はシャチを狭い水槽に閉じ込めているストレスからなのでは?という声もあり、シャチを見世物に使うことへの是非を問う声も多くあります。