クジラの知能

クジラに関してよくあがる疑問として「クジラって知能が高いの?」というものがあります。知能を高さを示す指標として「知能指数」がありますがクジラの知能指数というのはどれくらいなのでしょうか。

 

 

クジラの知能・知性について

クジラは一般に高い知能を持つといわれています。なんでもクジラ種は情動や判断、協力や学習、指導などに関連する人間に非常に近い神経細胞をもっているのだとか。

 

脳の大部分は身体機能の維持に使われるといいます。そのことから体の大きさに占める脳重量比が高いほど脳の余裕が増えて複雑な認知技能を行えるようになるそうです。

 

そしてマッコウクジラのようなハクジラの脳重量比は人間に次ぐ高さなのだそうです。マッコウクジラとかザトウクジラみたいな巨大なものよりベルーガとかイッカクみたいな小さめのクジラのほうがその傾向は顕著みたいですね。

 

水族館なんかでベルーガが水中でバブルリングをつくる芸を見たことがある人は多いのではないでしょうか。これは野生界でもみられる知能の高さを示す「複雑な遊び」として知られます。

 

気配りができる動物

またクジラの仲間であるシャチには「気配り」ともとれる行動が多く観察されているそうです。

 

  • 母親が狩りに専念している間他のメスがその子供の面倒をみる。
  • 自分が狩った餌を他の個体に譲る。
  • 狩りの練習をさせるためにわざと獲物を放ったりする。

 

などなど、高度な知能がなければしないと考えられている行動が多くみられるのです。

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