クジラの赤ちゃん
クジラの赤ちゃんについてのお話です。大きさのこととか、成長のこととか、天敵のこととか・・・。
クジラの赤ちゃんの大きさ
クジラといっても色々な種類がいますので一概にはいえないのですが、例えば最大種であるシロナガスクジラの赤ちゃんの場合は新生児でも6~7mはあります。大人のシャチに匹敵する大きさです。
クジラの新生児の大きさ(種類別)
- ホッキョククジラ・・・約4.5m
- ザトウクジラ・・・約4~5m
- ミンククジラ・・・約2.7m
- マッコウクジラ・・・約3.9m
- シャチ・・・約2.4m
赤ちゃんは群れで守る
クジラというのは群れや家族間の絆がとても強固です。親が狩りをしている最中群れの別の個体が赤ちゃんのおもりをするといった事例も報告されているそうです。
教育・指導
クジラの仲間は赤ちゃんに対し高度な教育・指導を行うことで知られています。
マッコウクジラの場合
例えばマッコウクジラの赤ちゃんは生まれてすぐ深海に潜ることはできません。そのため母親は赤ちゃんが深海に潜ることができるように訓練を行いますが、赤ちゃんがなかなか潜ろうとしない場合は母乳を飲ませながら潜るといいます。玩具や好きなお菓子で気をひきながら注射するみたいなもんですね笑
シャチの場合
狩りの練習をさせるために獲物を殺さず生かし、放ったりする行動をとることも知られています。指導が終わったら逃がすというケースも見られるそうです。