深海の特徴
深海のことはまだ1%くらいしかわかっていないといいます。謎が多い深海の特徴や、構造について解説しています。
深海ってどんなところ?
深海と言うのは一般的には深度200m以深の海中のことを指しています。ただあまり厳密に定義されているわけではないみたいですね。
海の平均深度というのは3729mであり、これは海のほとんどが深海に属することを意味しています。
今人間が調査できる深海の範囲もごく数%ですから、人間はまだ海のほとんどの部分をちゃんと理解できていないということにもなりますね・・・。
深海帯とは
地球の表面積の約半分を占めているのは水深4000〜6000mの深海底の部分です。ここを深海帯という呼び方をします。
深海も我々の棲む陸上と同様生態系が成り立っていますが
太陽光が届かない
超高水圧
0℃近い水温
など浅海に棲む魚類や私たちから見れば相当過酷な環境なため、それに適応するための独自の形態や生態をとっています。
また面白いところが、浅海の海水と、深海の海水は交わることがないので、深海では深海で独自の海水純粋システムが機能しているところです。
深海を構成する層いついて
深海は深度によっていくつかの区分が設けられています。
中心層:200〜1000m
漸深層:1000〜3000m
深海層:3000〜6000m
超深海層:6000m〜
さらに漸深層においては上部漸深層(1000〜1500m)と下部漸深層(1500〜3000m)に区分されています。