深海探査の目的について

各国の深海探査が活発になり始めたのは1970年代頃からです。

 

深海における生物を探索するという目的もありますが、一番の目的としては水産資源や鉱物資源の発掘です。

 

■メタンハイドレード

 

■熱水鉱床

 

■コバルトクラフト

 

■マンガン団旗

 

といった資源が次々と発見されています。資源不足が深刻になる世界情勢ですから新たな資源の発掘にはどこも熱心になっています。

 

 

探査船一覧

探査船は設計者によって探査深度や強度、探査可能時間というのがそれぞれ違っています。世界各国で使われている探査船を紹介します。

 

しんかい6500

言わずと知れた日本の有名な探査船です。日本の所有する唯一の有人探査船となります。名前の示す通り水深6500mまでの潜水が可能になっています。2時間かけて6500mまで達することが可能だそうです。
■所有国家:日本
■潜水可能深度:6500m
■定員数:3名

 

かいこう

こちらは日本の所有する無人深海探査船です。母船とケーブルで繋ぎながら乗組員が操縦を遠隔で行うことになります。無人なので必然的に限界深度は伸び、なんと11000mまで潜航できたそうです。
■所有国家:日本
■潜水可能深度:11000m
■定員数:無人

 

アルビン

アメリカが所有する有人探査船です。水深4500mまで潜航することが可能です。なんと完成したのが1964年と大変古いのですが、未だに現役だそうです。
■所有国家:アメリカ
■潜水可能深度:4500m
■定員数:3名

 

ミール

ロシアが所有する有人の潜水艇です。限界深度は6500mなので、ほとんどの深海の探査が可能となっています。
■所有国家:ロシア
■潜水可能深度:6000m
■定員数:3人

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